タロットで相手の気持ちを読む|大アルカナ・小アルカナ・コートカードの違い
タロットカードで「相手の気持ち」を占うとき、出たカードが 大アルカナ・小アルカナ・コートカード のどれなのかによって解釈が大きく変わります。
この記事では、それぞれの違いと読み取り方のコツを初心者向けにわかりやすく解説します。
タロットで相手の気持ちを占うときの基本ポイント
なぜカードの種類で意味が変わるのか
タロットは78枚のカードで構成されており、大アルカナ22枚、小アルカナ40枚、コートカード16枚で成り立っています。
カードの種類ごとに「深さ」や「表す範囲」が異なるため、相手の気持ちを読むときに解釈のレベルが変わります。
相手の気持ちを読むときに意識すること
大アルカナは人生レベルの深い気持ち、小アルカナは日常的・現実的な気持ち、コートカードは人物像としての気持ちを示すことが多いです。
この違いを理解しておくと、相手の感情をより立体的に読み解けます。
大アルカナで相手の気持ちを占った場合
大アルカナが示す気持ちの特徴
大アルカナは22枚しかないため、出たときの意味はとても強く、運命的な感情や人生のテーマに関わる気持ちを表すことが多いです。
「特別な存在と感じている」「関係を大きく変えたい」など、大きな方向性を示します。
大アルカナで出る相手の気持ちの例
- 「恋人」=純粋な好意、絆を深めたい
- 「死神」=関係をリセットし、新しい形に変えたい
- 「世界」=あなたと完成された関係を築きたい
小アルカナで相手の気持ちを占った場合
小アルカナが示す気持ちの特徴
小アルカナは現実的で具体的な心情を表します。日々の感情やちょっとした気持ちの動きがわかりやすく出やすいのが特徴です。
「楽しんでいる」「不安を抱えている」などリアルな感情が見えてきます。
小アルカナで出る相手の気持ちの例
- 「カップ3」=一緒に過ごすと楽しい
- 「ソード9」=不安や心配で頭がいっぱい
- 「ペンタクル2」=あなたとの関係をうまくバランスをとりたい
コートカード(人物カード)で相手の気持ちを占った場合
コートカードが示す気持ちの特徴
コートカードは人物を象徴するカードで、相手の「性格」や「態度」としての気持ちを表します。
「どんな人としてあなたと関わろうとしているか」を読み解くと、メッセージが理解しやすくなります。
コートカードで出る相手の気持ちの例
- 「ワンドのナイト」=情熱的にアプローチしたい
- 「カップのクイーン」=優しく受け止めたい
- 「ペンタクルのキング」=安定した関係を築きたい
まとめ|カードの種類ごとに違う「相手の気持ち」
大アルカナ=運命的・深い気持ち
小アルカナ=日常的・現実的な気持ち
コートカード=人物像や態度としての気持ち
タロットで相手の気持ちを占うときは、出たカードの種類に注目することで解釈の精度がぐっと高まります。
これからタロットを始める方は、まずはフルデッキ(78枚セット)を用意して練習してみましょう。
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